一般眼科
General ophthalmology
当院では、ドライアイや眼精疲労、なみだ目、アレルギー性結膜炎の診療をはじめ、視力検査や眼圧検査、眼底検査、視野検査などの定期検診を行っております。目の健康を維持するためには、日頃のケアがとても大切です。
診察の際は、患者様にご自身の目の状態を理解していただけるよう、写真やパンフレットを用いたわかりやすい説明を心がけております。気になることやご不明点がございましたら、どうぞ遠慮なくお尋ねください。

結膜炎
結膜炎は、ウイルス性結膜炎・細菌性結膜炎・アレルギー性結膜炎の3つに大きく分類されます。いずれも一般的な病気ですが、適切な治療をせずに放置すると、症状が悪化することがあります。特にウイルス性や細菌性の結膜炎は感染力が強く、周囲の人にうつしてしまう可能性があるため、早めの診断と適切な対処が大切です。一方、アレルギー性結膜炎は花粉やハウスダストなどが原因となり、かゆみや充血を引き起こします。
ドライアイ
ドライアイとは、目を守るために必要な涙の量が不足したり、涙の質のバランスが崩れたりすることで、目の表面が乾燥し、さまざまな不快な症状を引き起こす病気です。近年では、エアコンによる空気の乾燥や、パソコン・スマートフォンなどの画面を長時間凝視する作業の増加、コンタクトレンズの使用者の増加などが原因となり、ドライアイの患者様が増えています。症状が悪化すると、目の疲れや異物感、充血、視界のかすみなどが生じることがあります。
眼精疲労
目の酷使によって引き起こされる症状です。長時間のパソコン作業やスマートフォンの使用、細かい作業の継続などが原因となることが多く、目の奥の痛みやかすみ、見ているうちにぼやけるといった症状が現れます。また、目を開けているのがつらく感じるほか、肩こりや全身のだるさ、イライラなどの不調を伴うこともあります。目の疲れを放置すると、症状が悪化することがあるため、適度な休憩や適切なケアを心がけることが大切です。
飛蚊症(ひぶんしょう)
飛蚊症(ひぶんしょう)とは、明るい場所や白いもの、青空を見た際に、目の前に糸くずやアメーバのような「浮遊物」が見える症状のことを指します。視線を動かしても一緒に移動してくるように感じるのが特徴です。「浮遊物」の数や形、大きさは人によって異なり、まばたきをしても目をこすっても消えないことが特徴です。しかし、暗い場所ではあまり気にならなくなる傾向があります。気になる症状がある場合は、一度検査を受けることをおすすめします。
白内障
Cataract
白内障は、目の中にある水晶体が濁ることで発症し、視界のかすみや光のまぶしさなど、さまざまな自覚症状を引き起こします。加齢に伴って誰にでも起こり得る病気ですが、強い紫外線を浴びることや、物理的な刺激、糖尿病などの影響によって若い方にも発症することがあります。
初期段階では症状がわかりにくく、「なんとなく見えにくい」「少し違和感がある」と感じる程度のことが多いため、気づかずに長期間放置してしまうことも少なくありません。しかし、進行すると視界が白くぼやけたり、暗い場所で見えにくくなったりするため、少しでも違和感を覚えたら早めの検査を受けることが大切です。
こんな症状はありませんか?
- 物や人が二重や三重に見えることがある
- 目の前の景色がぼやけて見えることがある
- 左右の目で見え方に違いが生じる
- 暗い場所や夜間に視界が見づらくなる
- 眼鏡を何度調整しても、すぐに合わなくなる
その他の症状でも、目の異変を感じたらすぐに当院での診療をお勧めします。

白内障の原因
白内障は主に加齢が原因で発症する眼の病気ですが、目の怪我や風疹の感染、薬剤の副作用など、外的要因でも発症する可能性があります。特に、アトピー性皮膚炎に伴う慢性的な炎症や、その治療に使用されるステロイド薬の長期使用は、眼の水晶体に影響を与え、白内障を引き起こすリスクを高めます。また、糖尿病による高血糖が続くと眼の代謝に悪影響を与え、白内障の発症を促すことがあります。
白内障の検査
白内障は主に加齢が原因で発症する眼の病気ですが、目の怪我や風疹の感染、薬剤の副作用など、外的要因でも発症する可能性があります。特に、アトピー性皮膚炎に伴う慢性的な炎症や、その治療に使用されるステロイド薬の長期使用は、眼の水晶体に影響を与え、白内障を引き起こすリスクを高めます。また、糖尿病による高血糖が続くと眼の代謝に悪影響を与え、白内障の発症を促すことがあります。
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視力検査・眼圧検査
視力検査では、裸眼視力や矯正視力を測定し、眼圧検査では目の内圧を測定します。これらの検査により、視力の状態や眼の健康を把握できます。
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屈折検査・眼底検査
屈折検査では、視力に影響を与える屈折異常を確認します。眼底検査では、眼の奥の状態を調べ、網膜や視神経の健康をチェックします。
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細隙灯顕微鏡検査
細隙灯顕微鏡検査では、特殊な顕微鏡を使って、目の表面や角膜、結膜、虹彩などを詳しく観察し、眼の疾患や異常を早期に発見します。
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光干渉断層計(OCT)
光干渉断層計(OCT)は、目の奥の網膜や視神経を高精度で断層画像として撮影し、疾患の早期発見や進行状況の確認に役立つ検査機器です。
白内障の治療方法
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1.薬剤による治療
初期の白内障には、進行を遅らせるために点眼薬を使用する治療法をご提案しています。ただし、点眼薬は白内障の完治を目的としたものではなく、あくまで進行を遅らせる役割です。そのため、症状が進行して視力に支障が出るような場合は、外科的な手術が必要となることがあります。早期の診断と適切な対応が大切です。
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2.手術による治療
白内障が進行し、日常生活に支障をきたすようになった場合、手術を検討することをおすすめします。手術では、濁った水晶体を取り除き、人工の水晶体に置き換えることで視力の回復が期待できます。白内障は進行するほど手術が難しくなるため、早期の治療が非常に重要です。視力に不安を感じた際は、早めのご相談をお勧めします。
緑内障
Glaucoma
緑内障は、眼圧が高くなることにより視神経が障害され、視野が狭くなる病気です。進行すると失明に至る可能性があるため、早期発見と適切な治療が重要です。
以前は緑内障手術が「失明を回避する」ことを主な目的として行われていましたが、近年では、点眼薬の本数を減らすためのコンプライアンス改善や、将来の緑内障管理をより簡単にするための、比較的侵襲の少ない手術が広まりつつあります。緑内障手術の目的は、できるだけ進行を遅らせ、長期間にわたり、患者様が趣味や家族との時間を健やかに過ごせるようにすることです。
こんな症状はありませんか?
- 目が重く感じることがある
- 片目を閉じると、見えない部分がある
- 眼圧が高いと診断された
- 光の周りに影がかぶったり、ぼやけて見える
- 視界がかすむことがある
- 視界の一部が黒く見えることがある
その他の症状でも、目の異変を感じたらすぐに当院での診療をお勧めします。

緑内障の原因
従来、緑内障は「眼圧が高いために起こる」と考えられていました。しかし、近年では、患者様ごとに眼圧の耐性が異なることがわかり、正常な眼圧の人でも発症することが明らかになっています。さらに、血液循環の問題も緑内障に影響を与えることが指摘されています。それでも、緑内障の治療においては、眼圧を適切に管理し続けることが最も重要であり、症状の進行を防ぐために不可欠な要素となります。
緑内障の種類
原発開放隅角緑内障
眼球内を循環する房水がうまく排出されず、出口が詰まることで眼圧が上昇し、視神経に負担がかかることで緑内障を発症します。眼圧が高い状態が続くと、視野が徐々に狭くなり、放置すると失明のリスクもあります。緑内障は自覚症状が少ないため、定期的な検診で早期発見し、適切な治療を行うことが重要です。
正常眼圧緑内障
日本人に特に多いのが正常眼圧緑内障です。眼圧が基準値内であっても、視神経が徐々にダメージを受け、視野が狭くなっていきます。自覚症状がほとんどないまま進行することが多く、早期発見が重要です。治療では、眼圧をできる限り下げることで視神経への負担を軽減し、進行を抑えることが基本となります。そのため、定期的な検査と適切な眼圧管理が欠かせません。
閉塞隅角緑内障
閉塞隅角緑内障は、眼内の房水が排出される隅角が塞がることで眼圧が急激に上昇し、視神経に強い負担をかける病気です。特に急性発作が起こると、短期間で視野が大幅に狭くなる危険性があり、放置すると失明に至ることもあります。症状としては、目の痛みや頭痛、吐き気、視界のかすみなどが挙げられます。発作を防ぐためには早期発見が重要であり、定期的な検査と適切な治療が必要です。
その他の緑内障
嚢性緑内障や続発性緑内障は、眼圧の変動が大きく、進行が早いタイプの緑内障です。嚢性緑内障は、炎症や外傷などが原因で房水の流れが阻害され、急激に眼圧が上昇することがあります。続発性緑内障は、糖尿病やぶどう膜炎などの疾患が影響し、通常の緑内障よりも管理が難しい場合があります。どちらも早期発見と適切な眼圧コントロールが重要になります。
緑内障の検査
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眼圧検査
眼球に空気を吹き付け、その反応から眼の硬さ(眼圧)を測定します。眼圧が高いと緑内障のリスクがあるため、定期的な検査が重要です。
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隅角検査
隅角検査は、眼内の房水が排出される部位である「隅角」の状態を確認する検査です。緑内障の診断や進行度の評価に役立ちます。
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眼底検査
眼底検査では、特別なレンズを使用して視神経を詳細に観察し、緑内障などによる視神経の損傷具合を確認します。早期発見には欠かせない検査です。
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視野検査
特別な機械を使って、視界の広さを測定する検査です。光が点滅した際にそれを見つけたらボタンを押し、その反応を元に視野の範囲を詳細に分析します。
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光干渉断層計(OCT)
光干渉断層計(OCT)は、目の奥にある網膜を3Dで詳細に観察できる検査です。視神経の厚みを測定し、緑内障の進行具合を評価するのに役立ちます。
緑内障の治療方法
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1.点眼薬による治療
緑内障は日常生活に大きな影響を与える病気ですが、早期に発見し、適切な治療を受けることで視力や視野を維持できます。治療の主な目的は眼圧を下げることです。基本的には点眼薬による治療が行われ、場合によっては複数の点眼薬を組み合わせて使用します。患者様には、毎日決まった時間に点眼を行っていただき、治療効果を高めることが重要です。
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2.レーザーによる治療
点眼薬の副作用が出る場合や気になる方、点眼薬ではコントロールが難しい場合は、レーザー治療を検討します。房水の通り道の目詰まりをレーザーで改善し、流出を促すことで点眼薬を減らしたり、手術を遅らせることができます。副作用も少なく、欧米では点眼と同様によく用いられます。
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3.手術による治療
点眼薬による治療だけでは緑内障のコントロールが難しい場合、外科手術を検討します。緑内障によって視神経が損傷すると、現時点ではその回復を図る治療法はありません。しかし、外科手術を行うことで、眼圧をより効果的に管理し、症状の進行を大幅に遅らせることが可能です。これにより、視力や視野の喪失を防ぐ効果が期待できます。
網膜の病気
Diseases of the retina
網膜は目の奥にある光を感じる重要な組織で、カメラでいうフィルムのような役割を持ちます。
網膜の病気には、加齢黄斑変性や糖尿病網膜症、網膜剥離などがあります。加齢黄斑変性は加齢により視界の中心がぼやけたり歪んで見える病気です。糖尿病網膜症は糖尿病による血管の異常で視力低下を引き起こします。網膜剥離は網膜が剥がれることで視力が急激に低下する危険な病気です。早期発見と治療が視力を守る鍵となります。

糖尿病網膜症
糖尿病網膜症は、糖尿病による高血糖が原因で、網膜の血管が傷つき、視力低下を引き起こす病気です。初期は自覚症状が少ないですが、進行すると視界がかすんだり、黒い影が見えたりします。重症化すると出血や網膜剥離を引き起こし、最悪の場合、失明の危険もあります。定期的な眼科検診と血糖コントロールが、糖尿病網膜症の予防と進行抑制に重要です。
糖尿病網膜症の種類
単純網膜症
単純網膜症は、糖尿病網膜症の初期段階で、網膜の細い血管が傷つき、小さな出血や白い斑点(硬性白斑)が現れる病気です。この段階では自覚症状がほとんどなく、視力への影響も少ないため、気づかないことが多いです。しかし、放置すると病状が進行し、視力低下につながる恐れがあります。早期発見のためには、糖尿病の方は定期的な眼科検診を受けることが重要です。
増殖前網膜症
増殖前網膜症は、糖尿病網膜症の中期段階にあたります。網膜の血流が悪化し、血管が詰まることで酸素不足が生じます。その結果、網膜にむくみや出血が広がり、視力が低下することがあります。この段階では、視野のかすみやゆがみを感じることもあります。放置すると、より重症な増殖網膜症へ進行する可能性があるため、定期的な検査と早期治療が重要です。
増殖網膜症
閉塞隅角緑内障は、眼内の房水が排出される隅角が塞がることで眼圧が急激に上昇し、視神経に強い負担をかける病気です。特に急性発作が起こると、短期間で視野が大幅に狭くなる危険性があり、放置すると失明に至ることもあります。症状としては、目の痛みや頭痛、吐き気、視界のかすみなどが挙げられます。発作を防ぐためには早期発見が重要であり、定期的な検査と適切な治療が必要です。
その他の緑内障
増殖網膜症は、糖尿病網膜症の最も進行した段階です。網膜の血流が悪化し、新しい血管(新生血管)が異常に増えます。これらの血管はもろく、出血しやすいため、硝子体出血や網膜剥離を引き起こし、視力が大きく低下することがあります。最悪の場合、失明に至ることもあるため、早期発見と適切な治療が不可欠です。レーザー治療や手術が必要になることもあります。
網膜剥離
網膜剥離は、眼の奥にある網膜が剥がれてしまう病気です。網膜が剥がれると、光を感じる機能が低下し、視界に黒い影が現れたり、視力が急激に低下したりすることがあります。特に、飛蚊症(糸くずのようなものが見える)や光視症(光がちらつく)といった初期症状が現れた場合、早急に眼科を受診することが大切です。治療にはレーザー治療や手術が必要で、放置すると失明のリスクが高まるため、早期対応が重要です。
加齢黄斑変性
加齢黄斑変性は、加齢に伴い目の奥にある「黄斑」という部分が傷み、視力が低下する病気です。物がゆがんで見えたり、視界の中心がぼやけたり暗くなったりするのが特徴です。進行すると文字が読めなくなったり、細かい作業が難しくなることがあります。原因には加齢のほか、喫煙や紫外線の影響などが関係しています。治療には、薬の注射やレーザー治療などがあり、早期発見・治療によって進行を抑えることが可能です。
小児眼科
Pediatric ophthalmology
小児眼科は、子供の目の健康を専門に扱う分野です。視力や目の病気に関する早期発見と治療を重視します。子供は視力の発達が大切で、早期に視力障害を見逃すと、成長後に治療が難しくなることがあります。
代表的な病気には、斜視や弱視、近視、遠視、乱視などがあります。特に弱視は、視力が発達しない状態で、適切な治療が遅れると視力が回復しにくくなります。定期的な視力検査や適切な矯正治療が重要で、子供の目の発育に合わせたケアが必要です。

弱視・斜視
弱視は、視力が発達しない状態で、視力が矯正しても改善しません。通常、片目が使われずに視力が低下します。斜視は、目の筋肉に異常があり、目が正しい位置に向かない状態です。これらの問題は、早期に治療しないと視力や目の動きに影響が出ます。弱視や斜視は、眼鏡や視力訓練、手術などで改善が可能ですが、早期の発見と治療が重要です。
学校健診後の精密検査
学校健診で視力に異常が見つかった場合、精密検査が必要です。視力測定に加えて、眼科では眼底や眼圧、屈折状態を確認します。さらに、視神経や目の健康状態をチェックし、斜視や弱視、屈折異常(近視、遠視、乱視)の有無を診断します。早期に問題を発見し、適切な治療を行うことで、視力の発達をサポートできます。眼鏡や視力訓練、場合によっては手術が必要になることもあります。
眼瞼・涙道の病気
Eyelids&Lacrimal duct disorders
眼瞼(まぶた)や涙道の病気は、目の周りの構造に影響を与える問題です。眼瞼炎やまぶたの腫れ、眼瞼下垂(まぶたが垂れ下がる状態)などがあります。涙道に関連する問題には、涙がうまく排出されない涙道閉塞があり、涙が目に溜まり目が痛むことがあります。これらの病気は、目の健康に悪影響を与え、視力に影響を与えることもあります。適切な治療で症状の改善が期待でき、目の機能を守ることができます。治療方法には、点眼薬や手術が含まれることがあります。

麦粒腫(ものもらい)・霰粒腫(さんりゅうしゅ)
麦粒腫(ものもらい)と霰粒腫(さんりゅうしゅ)は、どちらもまぶたにできる良性の腫れですが、原因や治療方法が異なります。
麦粒腫は、まぶたの油分を分泌する「マイボーム腺」が細菌に感染し、急性の炎症を起こす病気です。赤く腫れ、痛みを伴い、膿がたまることがあります。通常は抗生物質や切開が必要です。
霰粒腫は、マイボーム腺が詰まることにより、腫れが慢性化した状態です。痛みは少なく、硬いしこりがまぶたに現れます。急性期には麦粒腫のように炎症を伴うことがあります。まずは抗生物質やステロイド薬で治療し、改善が乏しい場合は手術を行います。
眼瞼下垂(がんけんかすい)
眼瞼下垂(がんけんかすい)は、まぶたが下がる状態を指し、片目または両目に発症することがあります。加齢や神経の障害、外的衝撃などが原因となることが多いですが、先天的に発症することもあります。まぶたが下がると視野が狭くなり、目を開けるのがつらくなることがあります。患者様は、目を開けるために額に力を入れることが多く、疲れやすくなることがあります。治療には、手術を通じてまぶたを持ち上げる方法が一般的で、症状の改善が期待できます。
流涙症(なみだ目)
流涙症(なみだ目)は、涙が過剰に分泌されるか、涙が目から適切に排出されないことで発生する病気です。涙が目からあふれ出て、目の周りが濡れてしまいます。原因には、涙道の閉塞や感染、アレルギー、乾燥などがあります。また、まぶたや眼球の異常も影響することがあります。流涙症は、目が頻繁にしょぼしょぼする、または目を頻繁にこする、涙が止まらないといった症状を引き起こします。治療方法は、原因によって異なり、点眼薬や涙道のマッサージ、涙道の手術などが行われることがあります。早期に適切な治療を受けることが大切です。
コンタクト処方
Contact prescription

コンタクトレンズ処方・管理
コンタクトレンズ処方・管理では、患者様の目の形状や視力に最適なレンズを選定します。視力の補正に加え、快適さや目の健康を維持するために適切なレンズの種類を提案します。定期的な検診を通じて、レンズのフィット感や目の状態を確認し、眼病予防やトラブルを防ぐためのアドバイスを行います。また、長時間使用や不適切な取り扱いによる目の乾燥や感染症を避けるため、清潔な取り扱いや交換時期についても注意を促します。
眼科健診・その他
Eye Examinations and Others

眼科検診(定期検査)
眼科検診(定期検査)は、視力や眼圧、視野などの基本的な検査を通じて、眼の健康状態をチェックする重要な手段です。定期的な検査により、緑内障や白内障、網膜疾患などの眼の病気を早期に発見し、進行を防ぐことができます。また、糖尿病や高血圧など、他の健康状態が眼に影響を与えることもあるため、全体的な健康管理の一環として検査を受けることが推奨されます。特に年齢を重ねるにつれて、定期的な眼科検診は視力の維持に役立ちます。
花粉症と目のかゆみ対策
花粉症による目のかゆみや炎症は、春や秋に多く見られます。花粉が目に触れることでアレルギー反応が引き起こされ、かゆみや赤み、涙目などの症状が現れます。対策として、花粉の多い時期には外出時にサングラスや眼鏡を着用し、花粉が目に入らないようにすることが効果的です。また、目薬や抗アレルギー薬を使用することで症状の緩和が可能です。定期的に眼科での診察を受け、目の状態を確認しながら、症状を適切にコントロールすることが重要です。